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京都(左京区聖護院):南禅寺→河道屋・養老(蕎麦)→聖護院八ツ橋総本店

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12月4日(日)の昼めし
カレーうどんの店が休業というショックを引きずりつつ、先に南禅寺へ。
正応4年(1291年)に開創されたお寺。初めて訪れたが、規模の大きさに驚き。
石川五右衛門の伝説で有名な正面の三門が迫力!(上に登れる)
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空腹を忘れるくらい紅葉が綺麗な法堂までの参道。
ショック・ザ・カレーうどん(ピーター・ガブリエル風)は心の彼方に。
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上:法堂と線香をくべる香炉。一番上に線香を立てようとして袖を焦がしそうになる。
下:南禅寺水路閣、南禅寺本坊の方丈庭園・・江戸初期の枯山水を代表する庭園。

書院の室内は撮影できないが、ほのかな薄明かりが幻想的で、ふすまの古さに時代を感じる。
広廊下で「殿~~殿中でござる」ってほざいてしまった、城じゃなくて寺だというに。

南禅寺を出て、人気の湯豆腐のお店にさぐりを入れたが、外にまで並んでいてげんなり。
他にも湯豆腐のお店はあるが、なんとなく湯豆腐インの気持ちにならないまま、
南禅寺前交差点まで降りてくると逆にお店はなくなる。

目的地もないままうろつくのは無駄、無駄、無駄ァァア。雨はやまないし、寒いし、空腹だし。
やや近場にお蕎麦屋がガイドブックに載っていたのでタクシーに乗って直行した。
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料亭のようなたたずまいが印象的な河道屋・養老は昭和4年創業で、昭和37年に聖護院に開店。
築130年の白川の農家を移築したお店。
名物の「養老鍋」は、自家製の生そばときしめんをいただく鍋料理で、生麩・湯葉・菊飛龍頭など、老舗から取り寄せた材料や、新鮮野菜を入れて煮込む。
もちろんお蕎麦だけでもOK。
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通されたお座敷からは中庭を見渡すことが出来た。
横のテーブルの団体は鍋を食べていたが、私たちは単品の蕎麦を注文。
お座敷でお蕎麦だけって何か贅沢夢気分。

ここの女将さんがすごい京都弁で、「おおきに」「おまっとさん」「すんませんなぁー」はよく聞くが、
「にしんは、どちらどすえ?」
どすえ・・・・ってドスとサラシはヤクザ映画以外になかなか聞けるもんじゃない(ドス違い)。

●にしん蕎麦(連れ)
大きなにしんが蕎麦の底に沈んでるっ。
私はあまりにしん蕎麦は得意じゃないが、味見してみると柔らかくとても味が良い!
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●とり南蛮蕎麦(私)
一口飲むと冷えた体にしみこむよう・・・「北海道はあったかいよー!」←シチュー?
鶏肉もさることながら、この上品な出し汁と、出しから漂う山椒の香りがとても合って旨い。
山椒ってウナギ以外に自分的にはあまり用途がなかったが、こんなにお蕎麦に合うのね。
美味しくてすっかり全部飲み干した。(この後、さっそく京都の山椒を購入)

京都(左京区聖護院):南禅寺→河道屋・養老(蕎麦)→聖護院八ツ橋総本店_a0021683_23618.jpg河道屋・養老は山伏の総本山こと聖護院の西門前に建っている。
聖護院と言えば八ツ橋発祥の地。
近くに聖護院八ツ橋総本店を発見!琴の形に似せた干菓子を、「八ツ橋」と名付けて発売するようになったのが始まりだそうで、
創業元禄二年。
京土産にちょうどよいですな。
生八ツ橋なんてサービスエリアで「夕子」とか買えるが、本店で購入するとまた気分が違う。
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●購入したもの
「生八ツ橋」 餡子なしのシンプルなニッキ味の生八ツ橋。
「かきつばた(くり)」可愛らしい栗の形をした生八ツ橋の中に栗の餡子が入っている。

「かきつばた」はお客様用に出してもサマになるし、
「生八ツ橋」は目の穴を開けて、一反木綿だよ~っと子供に出せば受けるかも(不気味?)
(関係ないが、久しぶりにあった中学の後輩(女性)が一反木綿柄のTシャツを着ていた時はビビッた)
京都(左京区聖護院):南禅寺→河道屋・養老(蕎麦)→聖護院八ツ橋総本店_a0021683_2361536.jpg←私が喰い散らかした後じゃありません。
いろいろな種類の生八ツ橋の試食。飾りじゃないのよ八つ橋は。
イチゴ、抹茶、栗、餡子・・
これだけ食べれば大満足!
ちょうどお蕎麦の後のお口直しが欲しかったのよね。( ̄ー ̄)ニヤリッ

これから徒歩で更なるデザートのケモノ道を突き進む予定。
つづく。
# by yanyan_akiko | 2006-01-31 23:19 | 京都

プ~ねこ /北道 正幸

プ~ねこ /北道 正幸_a0021683_2242031.jpg「プ~ねこ /北道 正幸」
最近すっかり読書の鬼、と言っておきながら金曜に買ってきたのはコミック。
猫好きならば、わ~猫の漫画だ~きっと可愛いんだろうな、と安易に買ってしまうと、ペンギンが足を引っ掛けられて、流氷の海に頭から突っ込むような痛い目にあう。そんな猫の漫画。シュールで温度の低いギャグと共に。
人間界の風刺をうたっているようで、まったく脈絡がありませんw
マニアックジュンク堂な私は「スカタン野郎」「スカタン天国」「ぽちょむきん」と全巻持っているほどの北道マニア(でも、プ~ねこは今更)。
連載ものの話が途中で終わったりしても、愛想を尽かされないのは独特な魅力と画力の力もあるかな。リストラパパと女の子と猫のにゃんプー、風助がお気に入り。
「ショックで、心がちょっとフラフープ」は普段でも使ってみたいセリフ。
# by yanyan_akiko | 2006-01-30 09:00 | 漫画とアニメ

京都(左京区百万遍):進々堂(カフェ)→銀閣寺→哲学の道

京都(左京区百万遍):進々堂(カフェ)→銀閣寺→哲学の道_a0021683_155120.jpg12月4日(日)の朝めし
この日はあいにくの雨。
まずは京都大学の近くの歴史あるカフェ進々堂で朝ごはん。
昭和5年創業し、初代オーナーがフランスのカルチェラタンのようなカフェを思い描いて自ら設計したそうだ。中では京大生、教授が朝からくつろぎまるで第2の図書館!?
ジャパンタイムスなど英字新聞が置かれている、スポ新はさすがにないわね!
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●プチ・デ・ジュネ、ホットドック
イングリッシュマフィンとホットドックのセットを、コーヒーはミルク入り。
やさぐれているような焼きキャベツが受ける。
ホッとくつろげる雰囲気と空間を味わいに行くのもよいかも。

京大といえばボ・ガンボスを思い出すわ。亡き「どんと」もここでくつろいだかなとか。
ちょっとノスタル爺になって隣を見れば、隣の年配夫婦は観光客のよう。
おば様が真っ赤な腰巻きをしているな・・と思ったら、ネルシャのウエストポーチだった。。
私もあと10年たったらネルシャの腰痛ベルトが似合うようなマダムになりたいわ。
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お次は銀閣寺。文明14年(1482)建立。
午前中から受付にたくさんの観光客で総門から続く生垣に長打の列。
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銀閣寺は何度か訪れているが、いつきても観音殿は渋くて美しい。
そしていつ観ても白砂を盛り上げた向月台はプリンを思い出させる。
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銀閣寺の総門から坂を下っていく途中にはたくさんのお土産屋が立ち並んでいる。
ただでは帰さないぜ!の雰囲気につい呑まれてしまった。
京の串つき天ぷらの「銀大」

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うまか棒みたいな京の湯葉巻き天ぷら
頭にエネルギーを与えながら「哲学の道」へ。
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「哲学の道」
銀閣寺参道に架かる銀閣寺橋から、南へ上り、若王子町までの全長 1.6キロの散策路。
実はこの日からぐぐっと冷え込んで、あの寒い寒い寒波の到来、恐怖の大王が降った12月の怪のこれが始まりだった。(特に大王がお越しになったのは日本海側のことだが・・)。
はっきり言ってすごく寒くて、哲学の道に思いにふけるどころではなかった。

デストロイヤーの面が欲しくなるほど顔が硬直してきて、早く・・この道の行きつく先・・
お昼ごはんの日の出うどんのカレーうどんを食べる事だけを考えてひたすら歩いた。
しかし、やっとこ着いたお店はお休み。。(日曜休業)
ショック!ショック!ショック!! バージンショーック!(byシブガキ)
あぁ・・頭はすっかりカレーうどんだったのに・・・湯豆腐のお店は近くにあるけど。。
諸星大二郎と諸星あたるが区別できないほどちょっと混乱ショップ。

まぁ、食哲学で言うと昨日は陽性の食べ物を摂取しすぎたから、
バランスから言うとカレーうどんよりあっさりした物の方がよいのだが・・・。

で、つづく。
# by yanyan_akiko | 2006-01-30 08:50 | 京都

京都(祇園):aida(寿司&バー)→(木屋町):味味香(カレーうどん)

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12月3日(土)の夜めし(3,4軒目)
町家茶屋様式の建物が建ち並ぶ祇園新橋界隈にやってきた。
この界隈は祇園発祥の地であるらしく、とても情緒がある。

タクシーを呼びお店から出てきたお客が着物に羽織姿の女性。
祇園らしさに思わず、oh!と声が出てしまう。
昔初めてこの界隈に来た時、考えなしにお寿司を食べて、当時の相手を会計の時にoh!と言わせたことがあったっけ←oh!違い。食い意地のホームラン王です。
今回はバーでゆったりとした雰囲気を味わいに。
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寿司&バーの「間・aida」
寿司メインならば1階へ。私が行った2階は照明の落とされた落ち着いたバー。
もちろん、下の寿司も注文できる(変わったロール・スシが沢山ある)。
写真を撮りにくい雰囲気なのでこそっと1枚だけ撮ったがすごく暗い。

紫乃:スミレとシャンパンのカクテル。
黒ゴマ豆腐(付き出し)、あん肝の時雨煮、中トロ、シメサバのお寿司

米少なっ・・・シャリの量がお上品なようね、さすが祇園。
しめサバ寿司の形が逆さ開脚!このアート感覚・・・あなどれない祇園。
中トロ・・これ1個で王将の餃子が何皿食べれるかな・・祇園価格。

まったりとグラスを傾けながら(石原裕次郎?)、ちょこっとつまむのが合っているお店。

京都(祇園):aida(寿司&バー)→(木屋町):味味香(カレーうどん)_a0021683_9575849.jpgいつのまにか、また午前様を軽く越えてしまった。
シメは味味香のカレーうどんと決めていたので、さっそく木屋町へ。
飲み会の〆にカレーうどんって結構ヘビーな気がするが、京都では普通みたいね。
お店の前はすごい行列。
屋台から始まって30年以上の歴史を持つ味味香は独自の仕込み醤油と昆布と鰹のお出汁100%で造っている。


カレーうどんははまず具を選ぶ。(天ぷら、牛肉、豚肉、鶏肉、甘きつね、きざみきつね、玉子)
次に麺(中太麺、細麺、蕎麦)、最後に辛さ(半辛、中辛、倍辛)
と自分の好みでセレクトできるのだ。
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●天ぷらカレーうどん(中太麺、中辛)
柔らかいうどんにあんかけ風のカレー。
口を付けるとすごく熱っくて、鼻の穴が北島サブ子。
出汁が混ざったカレーってどうしてこう美味しいんだろう~ついつい底が見えるまで飲んじゃう♪

端っこにみえるかやくご飯は普通の味。
かやくご飯は私側に置いてあるけど、私のじゃないのよ。(言い訳女)

カレーうどんを食べ終わってすっぽん燃料も電池切れ。
この後ホテルに帰って爆睡→2日目終了。


先々週の週末に風邪をひいて寝込んでいたのだが、暇だったので本を読み始めたら
最近はやや読書な人になっている日々。
子供の頃からあまり本好きな子ではなかったので、これは珍しい。

こんな時、電車通勤はいいな、と。車だとパンを食べるくらいしか出来ないし。
でも、読んでいるのは昔買って、読まないまま棚に押し込まれていた小説だったり。

夢のあるファンタジー、ズン底(ドリフ?)に暗い海外もの、
さらに今月は今流行りの映画もいくつか観に行ってるので、
まるでカフェでケーキセット。でも、ドリンクはスッポンの生き血みたいな・・・

たまには新しい本でも買いに行ってみようかと思う。
何かお勧めがあったら教えてください。
食べ物に例えると・・・
# by yanyan_akiko | 2006-01-27 02:30 | 京都

京都(河原町三条):イスタンブールサライ(トルコ料理)

12月3日(土)の夜めし(2軒目)
その後、河原町御池駅近くのトラットリア・ニーノにいくも満席で撃沈。
第二の候補であるお隣のビルにあるトルコ料理イスタンブールサライへ向かった。
「メルハバ」と挨拶して店内に入ると、厨房や店内の白い壁にターキッシュブルーのタイルが貼られており、爽やかでこざっぱりした雰囲気。
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●チェリージュースとラク
トルコはイスラム国だが、ラク、ビール、ワインとアルコールが揃っている。
トルコの地酒ラクは葡萄とセリ科のアニスの蒸留酒。

アルコール度数50%なのでちょっとだけ飲んでみるだけにとどめたが、
ハーブの強い香りと口の中がカッと熱くなって、スッポン効果を倍増するような燃料投下。
こ、これはまずい!酒豪でもない私にはとても無理。

●シガラボレイ(トルコ風白チーズ春巻き)
トルコ風白チーズは羊乳から作られるチーズでかなり塩分が高め。
こうやって春巻き風に食べると美味しい。

トルコツアーでのホテル、またトルコのホームステイ先で出された朝食には必ず白チーズがついてきて、塩からいなといつも思いながら食べていた。
どーも塩分が日本人には普通じゃないような・・・日持ちをもたせるためかな。

白チーズの他に黒オリーブの塩漬けがテーブルに並ぶのだけど、私はこれが苦手!
最初は妙な味だなと思っていたのだが、食べるごとに妙から不味いに疑惑が固まってゆき、
ついにトルコ3回目の帰り頃には完全に拒否するまでになった。←すごく鈍い!

あまり好き嫌いはない方だが、こうして嫌いな食べ物のリストにまた1つ追加された。
(ワサビ、カラシ、ブルーチーズ、オリーブの塩漬け)
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●マントゥ(トルコ風水餃子のヨーグルトがけ)
生地がもちもちしている餃子にすっぱいぱいヨーグルト。
ちょっと変わった組み合わせだけど、ハマリそうなお味!
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●イスケンデルケバブ(ドネルケバブとヨーグルトとトマトソースがけ)
美味しい!ドネルケバブは牛肉と羊肉のミックス。トマトとヨーグルトのバランスもグー。

メニューに「トルコ風ライス:ピラウ」があるけど、長崎名物トルコライスは出てきませんのでご注意よん。

メインディッシュぐらいまできただろうか?
スタミナ定食を沢山食べているおかげで体力は充分だったので、
このまま先斗町やら木屋町や祇園をうろうろと暴走機関車は一時間ほど爆走していた。

つづく

夢バトン
# by yanyan_akiko | 2006-01-24 01:52 | 京都

スカタン始まりブログ(2004-2006)


by yanyan_akiko